サクっと週末海外!台湾女子旅モデルプラン

サクっと週末海外!台湾女子旅モデルプラン

日本から3時間ほどのフライトで気軽にアクセスできる台湾は、お隣、韓国と並んで女子に人気の海外。特に台北エリアは周辺に観光できる場所も数多く、土日や2~3日の休日を利用しても十分に楽しめます。
ここでは、週末にサクッと行ける台湾の基本情報やおすすめ観光スポットをご紹介していきます。女子だけで台湾へ行く際の注意点についてもまとめたので、ぜひ事前にチェックしておいてください。

台湾ってどんな国?

中国と南西諸島の間に位置する台湾。首都は台北で、人口は約2,344万人と東京と神奈川を合わせたくらいの数の人々が暮らしています。東京からは成田空港や羽田空港から直行便が就航していて、手軽に海外旅行ができる場所として人気です。
言語は主に北京語ですが、台湾語も話される他、日本語を学ぶ台湾人も多く、親日家が多いことで知られています。

台湾の気候

1年を通して温暖な気候で、台湾の北側は亜熱帯気候、南は熱帯気候と全体を通して湿度が高いのが特徴です。沖縄に近いため気候も沖縄に近く、4月中旬から10月中旬までは気温と湿度が高めなので、薄手のシャツ1枚で過ごせるでしょう。
ただし、沖縄や九州と同様、6月~9月は台風シーズンにあたるため短期間の旅行にはあまりおすすめできません。
10月からは気温がだんだんと下がり始めます。朝晩は冷えることもあるので羽織り物を1枚持っておくとベスト。冬は日本よりは暖かいですが、天気が崩れることも多いので肌寒く感じます。寒波に襲われることも多いので、ニットやジャケット1つは持っておくようにしましょう。

台湾での移動手段

台北の都市部にはMRTと呼ばれる地下鉄の路線網が広がっていて、台北101や永康街、龍山寺など。主要な観光スポットの近くには駅があります。そのため、観光するにも困りません。
市内バスやタクシーも充実していて、日本よりもリーズナブルです。
日本のSuicaやPasmoのように、台湾でも交通系ICカードが浸透しています。「EASYCARD」と呼ばれる現金をチャージできるカードを持っていれば地下鉄やバス、鉄道で使用できるため、手に入れておくと便利です。チケットを買う手間が省けるほか、MRTでは運賃も割引になります。

ネットはつながる?

台湾ではインターネットの普及率も高く、空港やカフェ、地下鉄の構内などで気軽に無料Wi-Fiを利用できます。
日本のスマホを現地で使えるようにする方法は主に2つです。SIMロック解除済みのスマホやSIMフリーのスマホであれば、現地の通信会社のSIMカードを挿入するか、e-SIM設定をすればつながります。最近ではオンライン上で操作するだけのe-SIMが人気で、使用期間も3日〜30日間と滞在期間に合わせてさまざまなプランがあります。到着したらすぐに空港で手続きできるので、こちらを利用する人が多いです。

キャリア契約のSIMロック機種を持っている人の場合、SIMカードは利用できません。現地のモバイルWi-Fiルーターをレンタルすると良いでしょう。
レンタルWi-Fiは2~3日単位で、SIMと同様、空港の到着口などで貸し出しています。レンタルの際には保証金を預ける必要がありますが、カウンターへ返却した際にきちんと戻ってくるので安心です。

【エリア別】台湾の観光スポット・見どころまとめ

ここからは、女子旅におすすめの観光スポットを、エリア別にご紹介します。定番の観光地から映えスポットまでさまざまあるので、台湾がはじめての方からリピーターまで、ぜひ参考にしてみてください。

台北エリア

台北市内は、観光からショッピングまで充実している大都市エリア。地下鉄やバスも充実していて、主要な観光地へ行くにも困りません。郊外の観光地も高速バスなどが運行しているので、スケジュールに合わせてチェックしておきましょう。

台北101

台北のシンボルマークとして知られる台北101は、ドバイの「ブルジュ・ハリファ」に次ぐ、アジアでもトップクラスで高いビルとして有名です。展望台からの景色はまさに絶景で、台北の景色を一望できます。ショッピングモールや飲食店街が併設されていて、食べるのにもショッピングにも困りません。

龍山寺(ロンシャンスー/りゅうざんじ)

台湾で最も人気のあるパワースポットで、とくに縁結びの神様がいることでも有名なお寺です。そのご利益は台北の女子にも人気が高く、女子旅のイベントとして必ず立ち寄りたいスポットですね。連日お参りに来ている地元の方々も多く、現地の日常の雰囲気を身近で見ることもできます。

士林夜市(しりんよいち/シーリンイエシー)

地元の食べ物を売っている屋台や衣服、雑貨、お土産グッズなど、さまざまなお店が立ち並ぶ夜市です。テレビやガイドブックなどでも紹介される人気の台湾グルメを食べ歩きで楽しめるほか、地下の飲食街はフードコートのようになっていて、座って料理を食べることもできます。4時ごろから開店していますが、7時台が最もにぎわうのでおすすめです。

九份(きゅうふん/ジョウフン)

台北市内から、バスで1時間半ほどでアクセスできるレトロな街。ジブリアニメ「千と千尋の神隠し」のモデルとなった地として有名で、台湾と言えばここを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。まるで映画の世界に迷いこんだような独特な雰囲気を感じられます。
中でもおすすめなのが、夕方から夜にかけての時間帯です。街に飾られた提灯が一斉にライトアップして、幻想的な光景を目にすることができます。中国茶を楽しめるお茶屋さんや軽食をとれるカフェもたくさんあって、映え写真を撮りながらゆっくりと過ごせる定番スポットです。

十份(じゅうふん/シーフェン)

九份にほど近いエリアにあるのが、ランタン飛ばしで有名な十份です。お店が線路沿いに立ち並んでいて、ローカル電車が1時間に1本ほど走り抜ける場所。線路わきを歩いて散策することもできます。商店街にはランタンを売っているお店がたくさんあるので、ぜひ購入してみましょう。ランタンに筆で願い事を書くと、空に飛ばすことができます。

台中エリア

台湾島の中部に位置するエリアが台中です。台湾最大の湖があり、リゾート地として有名で、最近では映画のロケ地としても知られています。1年を通して温暖な上、大学などの教育機関や公園なども多く住みやすいことから、台湾の人々にとっては「住みたい都市No.1」と言われるほど人気です。

彩虹眷村(さいこうけんそん)

別名「レインボー・ビレッジ」とも呼ばれるこの村は、カラフルな壁画アートで有名なスポット。現地で「虹のおじいさん」と呼ばれる退役軍人の男性が村内の壁や地面に絵を描き始めたことから有名になり、世界中から観光客が訪れる台湾有数の観光スポットになりました。今では公園として、地域の手で大切に保存されています。

高美湿地(ガオメイシーディー)

台湾のウユニ塩湖とも呼ばれる湿地帯です。ここは夕景が有名で、夕方になると水面が周囲の風景を鏡のように映し出し、空と大地が美しくピンク色に染まる様子を見ることができます。近くには風力発電の設備もあり、湿地帯の夕景と美しくマッチ。日没の条件が運よく揃えば、写真映えすること間違いなしのスポットです。

大甲鎮瀾宮

海の安全と人々の幸せ、安らぎを育む女神を祀る「媽祖廟」として有名なスポットです。台湾独特のきらびやかな建築を目の当たりにすることができます。春節の期間中は特ににぎわいを見せます。

台南エリア

台湾最古の「孔子廟」をはじめ、歴史的な建造物が多く残っている台南エリアは、台湾の京都とも呼ばれるほど歴史を感じさせる都市。グルメを楽しめる場所も多く、台湾のリピーターにも人気があります。

安平古堡(アンピングーバオ)

16世紀にオランダが建てた防御要塞、ゼーラディア城にはじまり、オランダのような建物が多く残されている台南。安平古堡は、3階建てのレンガ製の展望台で、台南のランドマーク的な存在としても知られています。日本統治時代に観賞用として設置された砲台をみることもできるほか、史跡記念館もあり台湾の歴史を学べるようになっています。

大天后宮(ダーティエンホーゴン)

台南駅からタクシーで5分ほど走ったところにある媽祖廟で、縁結びの神様として知られる「月下老人」が祭られているスポットです。入場料は無料で、自由に見学できるのもポイント。ご利益をいただきに、お参りに女子だけで訪れてみてはいかがでしょうか。

神農街(センノンジエ)

台南市にあるレトロな商店街で、約100年前に建てられた建物が今でも残されており、カフェや雑貨ショップとして使われています。レトロな街並みと近代的なおしゃれさがマッチして、どこかノスタルジックで親しみやすい雰囲気。お土産ショップも多いので、立ち寄ってみるのもおすすめです。

台湾へ行く前に!ここだけは注意しておこう

両替は現地がお得

日本の空港の両替所で台湾ドルを両替するよりも、現地で両替したほうが、レートは良いです。台湾の空港にもいくつも両替所があるので、現地に着いてから両替するようにしましょう。

ホテルでも水道水は飲めない

台湾の水道は、基本的に貯水タンクから出る水のため、衛生的にあまり良くありません。水道水を飲む習慣もないので、飲んでしまうとお腹を下してしまう可能性もあります。ホテルの水であっても飲まないように注意しましょう。

地下鉄は飲食禁止

台湾では、地下鉄内での飲食が厳しく禁止されています。ガムやペットボトルに入った飲み物も禁止されていて、水を一口飲むのもNG。違反すると罰金を科せられてしまいます。日本にいるときのように思わず飲んでしまわないように、注意してください。

夜市ではスリや置き引きに注意

比較的治安の良い台湾ですが、屋台グルメを楽しめる夜市など人の多く集まる場所は、日本と同じく刷りや置き引きがいないわけではありません。カバンや貴重品は、必ず自分の見える位置に身につけて、目を離さないようにしてください。
また、女性の1人歩きは危険です。必ずグループで行動するか、男性を連れて行動するようにしましょう。